聴覚障害者が東日本大震災への支援・復興の情報に取り残されないために。

このたび東日本大震災で被害を受けられたみなさまに謹んでお見舞い申し上げます。
日本財団では『遠隔情報・コミュニケーション支援センター」を東京赤坂の日本財団ビル内に開設いたしました。携帯情報端末やパソコンなどを使った「代理電話サービス」、「遠隔通訳支援」、「文字情報提供」の遠隔情報支援を行います。被災地三県(岩手県、宮城県、福島県)にお住まいの聴覚障害をお持ちの方は無料でご利用になれます。

遠隔手話・文字通訳窓口 端末設置場所 小マップ・大マップへのリンク

相馬市にて説明会

2月19日(日)、相馬市総合福祉センターにて開かれている相馬市聴覚障害者協会の会合にお伺いし、遠隔情報支援事業についての説明とデモを行いました。 当初1時間の予定でしたが、熱心にみなさんが聞いてくださるので、ついつい少し … Continue reading

みみサポみやぎと協力

2月16日(木)、宮城県に開設された「みやぎ被災聴覚障害者情報支援センター(愛称:みみサポみやぎ)」へ訪問し、支援端末の設置と今後の協力についてお話をしました。 みみサポみやぎは「東日本大震災により被災した聴覚障害者(ろ … Continue reading

岩手みみフォーラム in アイーナに出展

1月22日(日)、岩手県立視聴覚障がい者情報センターも入所している盛岡のアイーナという複合施設で開かれた、「みみフォーラム in アイーナ」に出展し、来場者に対し事業説明と利用登録の募集を行いました。 雪のせいかイベント … Continue reading

山元町りんごラジオを訪問

日本財団遠隔情報・コミュニケーション支援事業は、被災地の聴覚障がい者への情報提供とコミュニケーション支援を目的にしています。 復興に向けての地域の情報は臨時災害放送が発信しています。音声メディアは耳の不自由な方に情報が届 … Continue reading

石巻市に日本財団理事長と共に訪問

12月2日(金)日本財団の尾形理事長と石井グループ長が石巻市を訪問し、亀山市長、吉田福祉部次長兼社会福祉事務所長、久保障害福祉課長にお会いしました。 日本財団は東日本大震災の被害の大きかった石巻市において救援・復興のため … Continue reading

ピックアップ

支援事業について

未曾有の災害である東日本大震災が発生し、東北地方、特に岩手県、宮城県、福島県の三県においては地震・津波の被害に加え、原子力発電所の災害の影響も重なるなど、甚大なる被害がありました。

健常者でさえ通常の生活に戻ることが困難な被災地において、各方面から支援の手が差し伸べられましたが、障害者は支援の手から漏れてしまうことも多く、より一層の困難な生活を強いられることとなりました。
聴覚障害者においては聞こえないことに生じるコミュニケーション障害を取り除くべく、手話通訳や要約筆記通訳などのコミュニケーション支援が柱となりますが、その支援を行う通訳者が東北地方には絶対的に不足しており、また被災地に住む通訳者自身も被災者であるため、満足な支援活動を行うのが困難な状況にあります。

現在では復興に向けての局面に入っていますが、今後の生活においても聴覚障害者が不利益を被ることのないような手立てを講じなくてはなりません。
こうした状況に鑑み、日本財団では聴覚障害者向けに、遠隔通訳を利用したコミュニケーション支援事業を行うこととなりました。東日本東北大震災の被災地である、岩手県、宮城県、福島県の聴覚障害者が無理なく、手話通訳や文字通訳の支援を受けられるように「遠隔情報・コミュケーション支援センター」を日本財団ビル内に立ち上げ、遠隔において、携帯情報端末やパソコン、テレビ電話などを通してコミュニケーション支援を行います。

今後の復興段階において生活支援の情報提供や、諸種の申請などのコミュニケーション活動が必要な際に、聴覚障害者が健常者に比して遅滞のないよう正確かつ迅速に情報が得られるものとして活用いただければ幸いです。

遠隔通訳支援・代理電話支援 概念図